本日のビジネス日本語は、「肩たたき」です。
「肩たたき」といっても、孫がおばあちゃんの肩をたたくのではありません。
上司がそっと社員の後ろから「肩をたたいて」、別室に呼び、退職勧告をするのです。
最近、アメリカのIT企業で大規模な肩たたきが実施されているようです。
日本でも、コロナ禍では、宿泊業、飲食業で肩たたきが行われ、コロナ禍が終息した今、人が戻ってこないということでお客様を受け入れられない事態に発展しているようです。
「肩たたき」をする場合、従業員の心に寄り添って、退職金の積み増しや、再就職の世話をするなどきちんとした対応をしなければ、訴訟にまで発展する可能性がありますので、「肩たたき」は優しくしなければいけませんね。