本日のビジネス日本語は「全員野球」です。
これは、もともと、政治家がよく使っていた言葉で、党全員を同じ目標に向かって進めたい時に使っていた言葉です。
つまり、逆に言うと、党がバラバラだから、こういう言葉を使うということなんです。
企業でも、代表的な例は、みずほ銀行です。
みずほ銀行は、もともと、第一勧業銀行、日本興業銀行、富士銀行の三行が一つになった銀行ですが、
よくテレビのコマーシャルで「ONE みずほ」と言っていますよね。
あれって、つまりは、みずほ銀行がいまだに、一つになれていないことの裏返しなんです。
だから、いまでも、よくシステムトラブルを起こしているわけです。
なかなか、全員を同じ方向に向かわせることって、難しいんですね。