本日のビジネス日本語は、「代表権のない社長」です。
先日、セブン&アイグループがそごう・西武をフォートレス・インベストメントに売却しました。
その際、現在の社長を「代表権のない社長」として残すことを発表しました。
「代表権のない社長」って、あまり聞いたことのない言葉ですよね。
よく、「代表取締役社長」と言いますが、「代表権」とはつまり「取締役」のことなんです。
会社の重要事項は取締役会で決まりますので、「代表権のない社長」はその意思決定に参加できません。
そして、取締役会で決まったことを社長として、執行するだけの役割になるということです。
買収された側の悲哀ですね。
東京、六本木にある日本語学校・つばさ日本語学校