ご挨拶
私がつばさ日本語学校を設立した目的は、単に外国人に日本語を教えたいというだけではありません。日本に住む外国人の生活をより快適なものにしたり、学校での勉強を手助けしたり、さらには日本の文化、日本人の心を伝えたいと思ったからです。
現在、多くの若者が大学進学や就職のために来日していますが、それには、JLPTのN1や最低でもN2が必要で、そのレベルでは多くの語彙や文法だけではなく、高いレベルでの読む、聞く、書く、話すの四技能が求められます。
また、日本には茶道、習字、相撲などたくさんのすばらしい伝統文化があります。さらに、最近では、日本のマンガやアニメ、それにJ-POPなどのポップカルチャーに興味を持って来日する若者が増えていますが、日本語がわかっていれば、より、深く理解したり、楽しむこともできるでしょう。
最後に、欧米では、外国に観光に行く際、現地でその国の言語を学びながら観光するという形が旅の一つのスタイルとして根付いています。日本には、温泉、神社、和食などたくさんの観光資源がありますが、日本ならではのおもてなしの心を知っていただくためにも、やはり日本語を少しでも学んだほうがいいでしょう。
以上のように、日本語を通して、文化、経済、観光、様々な面において、日本と世界の架け橋になることが、われわれの目的と考えています。