本日のビジネススラングは、「ボンボン社長」です。
辞書で引くと、「ボンボン」とは、「親に甘やかされて育ったエリートの息子」と出てきます。
よく聞くのは、小学校から大学まで私立の一貫校でエスカレーター式に大学まで進学するので、受験戦争も知らず、勉強もしっかりしたことがありません。かといって、部活等で仲間と一つの目標に向かって汗を流したこともなく、親からたくさんのお小遣いをもらって、友達と遊んで学生時代を過ごし、社会人になってからも、他人の釜の飯を食ったこともなく、社長の息子という扱いを周りから受け、時期がきたら、親の会社を継ぎますが、それまで、大した苦労をしたことがないので、そんなことで会社を経営できるわけもなく、会社を潰してしまうケースが多いようです。
本当にこんな人がいるのかと思われるかも知れませんが、私の周りでも、何人かこういう人を知っています。
でも、これって、本当は親が悪いんだと思います。
子供が一人で生きていけるようにしつけ、教育を与えるのが親の仕事なのに、それを怠っていたのですから。