本日のビジネス日本語は、「ベア」です。
「ベア」とは、「ベースアップ」の略で、社員全員の給料がある一定%上がることを言います。
会社と労働組合が春闘で、話し合って、決めますが、物価上昇率を参考に決めることが多いです。
高度成長期やバブルの頃は、2~5%のベアでしたが、2000年以降は、景気低迷のため、組合によるベアの要求を拒否する企業が増えました。
給料アップには、この「ベア」と、もう一つ、「定期昇給」というものがあり、これは、勤務年数や年齢によって上がるものになります。
今年は、物価上昇もあり、政府が経団連に5%の給与アップを要求しているようです。
春闘に注目ですね。